妻の出産に立ち会って感じたこと

こんにちは、BiKaoです。

今回は、我が家の出産時の出来事を、父親目線で記録しておこうと思います。

出産レポは母親目線のものが多く、産院でも母親はどうすればいいかという指導はありますが、父親については特に何もありませんでした。
しかし、父親側も、何をしていいかわからなかったり、ただ見守るしかできないのではないかとか、よくテレビでママタレントが言っている「頑張っているときにおにぎりを食べていて腹が立った」のようなことはしないようにしようとか、いろいろ考えることが多かったです。

我が家は、予定日の少し前に妻が発熱して入院になり、その後、破水、陣痛促進剤、そして最終的には帝王切開での出産になりました。

同じようにこれから出産を迎える方や、立ち会う予定のパパにとって、少しでもイメージの参考になれば嬉しいです。


出産までの流れ

我が家の出産は、だいたいこんな流れでした。

  • 予定日の5日前くらい:妻が発熱して入院
  • 予定日の4日前くらいの夜中:破水
  • 予定日の3日前:陣痛促進
  • 予定日の2日前:再度陣痛促進剤を使用
  • 子宮口は9cmまで開いたものの、限界となり帝王切開へ
  • その後、無事に出産(予定日より2日早く)

こうして書くと数行ですが、実際にはかなり長く感じた数日間でした

切迫早産になったりと早めに生まれてくるかなと思っていましたが、予定日近くになっても陣痛は起こらず、「まだかなー」と妻と散歩を多めにするようにしていました。

陣痛が来たらすぐ車に乗って病院に行くというシミュレーションは頭の中でしていましたが、まさかの発熱・・・

考えていたのとは大きく異なりました。


予定日前の発熱で入院になったとき

最初のきっかけは、予定日の少し前に妻が発熱したことでした。

「まさかこのタイミングで入院になるとは」と思いましたし、出産前の緊張に加えて、体調の不安も重なって、かなり落ち着かない時間だったのを覚えています。

この時点では、まだ「もうすぐ生まれるかも」よりも、「まず体調は大丈夫なのか」の気持ちが大きかったです。

幸いすでに仕事はお休みしていたため、必要以上に焦るなどのことはなかったですが、インフルかコロナか母親の体は大丈夫なのか、子供に影響はないかなどいろいろな不安がこみ上げてきました。


夜中に破水して、一気に現実味が出た

その後、夜中に破水。

このあたりから、「本当に出産が始まるんだ」という現実味が一気に出てきました。

ただ、よくある“破水してすぐ出産”みたいな流れではなく、実際にはそこからも長く、気持ちの波が大きかったです。

昼間にお見舞いに行った際は熱も下がり元気そうでしたが、深夜に電話で起き、「破水した」と。
寝ぼけていましたがすぐに病院に行くものかと一瞬で目を覚ましました。
ただ、状況を聞くとまだそんなに急ぐものではないとのことで病院へは次の日の朝早くに行きました。

妻の声のトーンと状況をしっかり聞けたので落ち着いて行動できたと思います。


陣痛促進剤を使っても、すぐには生まれなかった

その後、陣痛促進剤を使うことになりました。

1日で終わるイメージを勝手に持っていたのですが、実際にはそう簡単ではなく、翌日も促進剤を使う流れに。
子宮口は9cmまで開いたものの、そこからが本当に大変でした。

「ここまで来たのに、まだなのか」
「もう十分頑張っているのに」
という気持ちがあって、見ている側としてもかなりつらかったです。

初日の陣痛促進剤では薬で痛くなっているだけで本陣痛にはならず、時間切れで次の日へ持ち越しになりました。

2日目は陣痛促進剤を使用してすぐに前日とは比べ物にならないレベルの痛みに襲われていました。9時くらいにスタートして、すごい痛みに耐え、12時過ぎくらいからは何度も吐いていました。さらに気を失うように寝てしまうことも(痛みに耐えるためになるそうです)。
2日目も17時くらいまで頑張りましたが、あと2時間くらいと医師に言われ、「もう無理」と限界になり、帝王切開になりました。


立ち会い中、自分がしていたこと

立ち会い中、自分がしていたことはとてもシンプルでした。

  • 背中をさする
  • 生まれる日は、ほぼ一日中テニスボールでお尻を押す
  • 声をかける
  • そばにいる
  • 痛みの隙をみて水を飲ませる

特にテニスボールはかなり長い時間使っていて、「自分にできることはこれしかない」と思いながら、ずっと押していた気がします。

正直、もっと何かできたらよかったのに、と思う気持ちもありました。
でも振り返ると、出産の場で父親にできることって、案外こういう“地味だけど必要なこと”なんだなとも思います。

声かけもなんて変に励ますのも変だなと思ったので、「吸ってー、吐いてー」の呼吸の声かけみたいなことをずっと言っていました。

テニスボールは5時間くらい全力で押してました。腕が筋肉痛になるくらい。本当に全力だったので逆に痛くならないのかな思いながら、、、でもそれくらいがいいみたいです。

あとは、水分補給とゼリー飲料を痛みの隙をみて飲ませることをしていました。
途中から吐いてしまっていたので、水分補給はこまめにしていました。


最終的に帝王切開になった

最終的には、帝王切開で出産することになりました。

ここは、安心した気持ちもあれば、「本人が後悔しないかな」という気持ちもあって、かなり複雑でした。

子宮口は9cmまで開いていたので、そこまで頑張ってきた妻のことを思うと、本当にすごいと思いましたし、同時に、ここまで耐えて帝王切開になることの大変さも感じました。

母子ともに無事であれば生まれ方は何でもいいと思っていましたが、妻自身が最後まで頑張れなかったとか思って自分を責めないかとかいろいろ考えてしまいました。
十分すぎるほど頑張ったので責めないでほしいなと。

医師も本人の意思を尊重するとのことで、帝王切開にしますと決断してからはテキパキと準備が進み、無事、出産数ることができました。

本当に、母子ともに無事に出産できたことが何よりでした。


生まれた瞬間に思ったこと

無事に生まれたときは、もちろん嬉しかったです。
でも「やっと会えた」という喜びだけじゃなくて、「本当にここまで長かった」「とにかく無事でよかった」という気持ちのほうが強かった気がします。

父親として実感が湧くのはもっと後かと思っていましたが、その瞬間にかなり大きく気持ちが動いたのを覚えています。

帝王切開だと立ち会えないものと思っていましたが、立ち会うこともでき、「はい、出てきたよ」ということばと赤ちゃんの泣き声で夫婦ともに涙しました。

妻は「ごねんね」と言っていましたが、正直謝らないでほしかったです。
ありがとうという気持ちでいっぱいでした。


出産に立ち会って思ったこと

今回の出産を通して感じたのは、父親にできることは限られているけれど、限られているからこそ、その場にいることが大事なんだな、ということでした。

背中をさすることも、テニスボールを押すことも、声をかけることも、すごく大きなことではないかもしれません。
でも、出産の場ではそういう小さなことの積み重ねしかできないし、それで十分だったのかもしれないとも思います。

そして何より、出産って本当に命がけなんだと、当たり前のことを改めて実感しました。


まとめ

我が家の出産は、予定日前の発熱入院から始まり、破水、陣痛促進剤、そして最終的には帝王切開という流れでした。

自分は立ち会いの中で、背中をさすったり、テニスボールでお尻を押したりと、本当にできることをひたすらやるしかありませんでした。

でもその数日間を通して、出産の大変さと、母親のすごさ、そして父親としてその場にいる意味を強く感じました。

これから出産を迎える方にとって、父親目線のひとつの記録として参考になれば嬉しいです。

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